japamo
文字文化デジタルアーカイブス
-文字の国、日本への誘い-

2025年・秋、japamo スタート(予定)

● 美の思想の表現である文字

漢字は歴史を通じて、単なる文字記号としてのみ機能するというものではなかった。
それは文字記号であるとともに、また美の様式の場であり、それを通じての美の思想の表現でさえあることができた。

2025年・秋 スタート予定の『japamo:文字文化デジタルアーカイブス』は、巻菱湖記念時代館と国立博物館所蔵の奈良時代から明治時代頃までの書をご覧いただき、文字の歴史と各時代の書を楽しみ、学んでいただけるサイトとなっいます。

● 時代の能書を遡る

デジタルアーカイブスのメイン機能として、日本の書を検索・画像閲覧・ダウンロード(各出典サイトから含)が可能となっています。

時代区分は、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、安土・桃山時代、江戸時代(前期・中期・後期)、その他になります。また、この時代区分の他に、人物のピックアップとして、空海、亀田鵬斎、館柳湾、巻菱湖の4人も区分化されています。巻菱湖に関しては、屏風・掛軸・小品・合作作品・真跡折帖 / 草稿・木版法帖・旧蔵品・その他 / 資料などの8区分となっています。

順次登録点数を増やしていく予定で、最終登録点数は、5,000点以上となる予定です。

● 文字の書体を読み解く

『漢字は中国の文字で、古代中国・黄帝のときに倉頡が漢字を作ったといわれている。漢字には形と音と義がある。訓は日本の漢字にあるだけで、中国の漢字にはない。…… 』

japamo(文字文化デジタルアーカイブス)では、書を見るだけではなく、文字の書体の歴史も先行文献・先行資料を基に読み説き、漢字・甲骨文 / 鐘鼎文(ショウテイブン)・篆書・隷書・楷書・行書・草書・かなの8区分についての歴史を知ることができます。また、サイトで使用している画像に関しては、各出典サイトからのダウンロードも可能となっています。

● 巻菱湖の書道文化遺産を特集

本サイトでも巻菱湖に関する紹介や『巻菱湖 書道文化遺産』と題して全国各地にある幟旗・石碑・墓表・額字・聯・看板等と、巻菱湖関連書籍を画像と共に掲載していますが、japamo(文字文化デジタルアーカイブス)では、1件に関しての画像も増やし、内容に関しても詳しく説明しています。

● 書に関するひとこと

japamo(文字文化デジタルアーカイブス)では、「書に関するひとこと」と題して、能書・書道・写経・古筆・仮名・和紙について、先行文献や先行資料を基にブログ形式にて発信していきます。