巻菱湖が清書した序文等 Ⅱ
『巻菱湖が清書した序文等 Ⅰ』のつづき
㉛『絶句類撰』文政11年刊行(1828年:巻菱湖52歳 / 序文:文政8年・巻菱湖49歳)
序文:文政7年8月 津阪東陽題・文政8年夏 巻菱湖書
㉜『再北遊詩草』文政10年初春刊行(1827年:巻菱湖51歳 / 序文:文政8年・巻菱湖49歳)
序文:文政8年秋 奥山榕斎撰 / 文政8年重陽前日 林蓀坡撰 / 文政8年9月 朝川善庵撰・碓井歡書
跋文:東林雪象公鮮 撰・巻菱湖書
㉝『寰内奇詠』文政9年刊行(1826年:巻菱湖50歳)
序文:文政8年12月 和気柳斎題 / 文政8年臈月 菊池五山述 / 江戸酔亭道人林識 / 文政8年蝋月 大窪詩仏書
跋文:文政8年杪冬 広沢文斎識 / 文政8年杪秋 三春雨亭佐川徴識 / 華嶽道人建自■晉卿題・巻菱湖書(題詩)/ 題詩
㉞ 法帖『懐素:草書千字文・千金帖』文政9年6月以降刊行(1826年:巻菱湖50歳)
跋文:文政9年竹酔日 大窪詩仏撰・書 / 文政9年5月 巻菱湖撰・書 / 文政9年6月
㉟『星巌乙集』天保10年重刊行(1839年:巻菱湖63歳 / 序文:文政11年・巻菱湖52歳)
序文:文政11年11月 日野資愛撰・巻菱湖書 / 天保11年冬 佐久間象山撰・菊地教中書 / 頼山陽 題
跋文:文政8年仲冬
『星巌乙集』は天保10年に重刊されており、その時に佐久間象山の序文も加えられています。初版の刊行年は不明です。
㊱『古詩大観』文政12年仲春刊行(1829年:巻菱湖53歳)
序文:天明8年冬至除夜 津阪東陽題・巻菱湖追書
跋文:文政9年嘉平月 斎藤拙堂撰・大野重民書 / 文政11年8月中浣
㊲『西遊紀程』天保2年以降刊行(1831年:巻菱湖55歳)
序文:天保2年7月 古賀侗庵撰・巻菱湖書 / 文政10年 南山道人 / 天保2年孟秋
跋文:文政10年春 頼山陽 / 文政10年4月 篠崎小竹 / 文政10年6月 古賀侗庵題
参考:西遊紀程 上・下(https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/)
㊳ 法帖『褚遂良 同州聖教序』天保3年2月以降刊行(1832年:巻菱湖56歳)
跋文:天保3年如月 大竹蒋塘 / 天保3年 朝川善庵撰・大窪詩仏書 / 天保3年2月5日 巻菱湖書
㊴『詩聖堂遺稾』天保9年刊行(1838年:巻菱湖62歳 / 序文:天保6年・巻菱湖59歳)
序文:天保6年6月 増島蘭園識・巻菱湖書 / 天保8年清和月 安積艮斎撰 / 天保4年春 斎藤拙堂撰・石黒尚友書
㊵『碁経精妙』天保6年6月刊行(1835年:巻菱湖59歳)
序文:天保6年秋孟 古賀侗庵撰・巻菱湖書