⑪『詩学自在』文化6年7月刊行(1809年:巻菱湖33歳)
序文:文化6年5月 山本北山撰・巻菱湖書
⑫『詩聖堂詩集 初遍』文化7年1月刊行(1810年:巻菱湖34歳)
序文:文化6年12月22日 山本北山撰・巻菱湖書 / 文化7年正月 市河寛斎撰・市河米庵書 / 葛西因是撰・巻菱湖書
跋文:文化7年正月 菊池五山撰・市河米庵書
⑬『中唐十家絶句』文化6年12月刊行(1809年:巻菱湖33歳 / 序文:文化7年・巻菱湖34歳)
序文:文化7年2月 葛西因是撰・巻菱湖書
『中唐十家絶句』は文化6年12月と巻菱湖記念時代館所蔵本に木版による記載があるものもあります。葛西因是撰・巻菱湖書の序文は、文化7年2月に書かれていることから、恐らく実際の刊行日は、文化7年2月以降かと思われます。
⑭『韓内翰香奩集』文化8年刊行(1811年:巻菱湖35歳)館柳湾・巻菱湖 校
序文:韓偓(自序)
跋文:文化7年12月28日 巻菱湖書
⑮『一夜話』文化7年以降刊行(1810年:巻菱湖34歳)
序文:葛西因是撰・巻菱湖書
跋文:文化7年
参考:影印日本随筆集成 第9輯(https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/)
⑯『三家詠物詩』文化7年刊行(1810年:巻菱湖34歳)
序文: 文化7年冬 山本北山撰・巻菱湖書 / 文化7年 松井梅屋題
『三家詠物詩』は文化7年刊行と国立国会図書館サーチに記載があります。見返しに「文化庚午季冬新雕 萬笈書堂發兌」とありとの事。
参考:国立国会図書館サーチ(https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/)
掲載品は、巻菱湖記念時代館所蔵本なにります。
⑰『宋百家絶句』文化10年4月刊行(1813年:巻菱湖37歳 / 序文:文化8年・巻菱湖35歳)巻菱湖 編・版下書
序文:山本北山撰・巻菱湖書 / 葛西因是撰・巻菱湖書 / 大窪詩仏題・巻菱湖書 / 亀田鵬斎撰・巻菱湖書 / 館柳湾撰・巻菱湖書 / 巻菱湖撰・書(文化8年秋)
『宋百家絶句』は文化8年(1811年・菱湖35歳)の秋に菱湖が編したもので、版下も手がけています。
⑱『宋三大家律詩』文化9年春刊行(1812年:巻菱湖36歳 / 序文:文化8年・巻菱湖35歳)
序文:文化8年重陽後一日 山本北山撰・巻菱湖書 / 文化8年10月 奥山榕斎撰 / 文化8年10月 大窪詩仏撰 / 文化8年10月 菊池五山撰・松井梅屋書
⑲『宋三大家絶句箋解』文化9年7月刊行(1812年:巻菱湖36歳 / 序文:文化8年・巻菱湖35歳)
序文:享和3年重九日 山本北山撰(原序)/ 文化8年冬 大窪詩仏撰・巻菱湖書
⑳『秋野七草考』文化9年3月刊行(1812年:巻菱湖36歳)
序文:文化9年正月 亀田鵬斎撰・巻菱湖書 / 文化9年継華 杏花園主人 食山人書(太田南畝撰・書)/ 文化9年3月
跋文:文化9年2月